新しい職場の1日目って、やっぱり緊張しますよね。
「うまくなじめるかな」「失敗したらどうしよう」
と前日からドキドキして眠れなかった…なんて声もよく聞きます。
保育や介護の仕事は、人との関わりが中心。初日から“完璧にこなす”必要はありません。
でも、いくつかのポイントを意識しておくだけで、安心して一歩を踏み出せます。
今回は、保育・介護の現場で働き始めるときに意識しておきたい7ポイントをまとめました。
初出勤が不安なあなたへ|新しい職場で意識したい7つのポイント
1. あいさつは笑顔でシンプルに
初日は名前を覚えてもらうだけでも大変。
だからこそ、まずは笑顔でのあいさつが一番の安心材料です。
「おはようございます。今日からお世話になります、〇〇です。よろしくお願いします」
まずはしっかり挨拶することを意識しましょう。
緊張でついつい小さくなりがちな挨拶も、目を合わせて笑顔で伝えるだけで、「この人と一緒に働きやすそう」という印象につながります。
2. メモをとる習慣を最初から
新しい情報が次々に入ってくる初日。
仕事内容や子ども・利用者さんの名前、持ち物の場所や片づけの流れまで、一度で覚えるのは大変です。
そこで役立つのが「メモ帳」。
メモのポイントは「細かく書きすぎないこと」。「おむつ→〇棚」「午睡前の声かけ」「申し送りはここ」など、一言でもいいので残しておくと安心です。
あとで振り返ることで次の日からの動きがぐんとスムーズになります。
もしスマホを使う場合は、「メモを取りたいので少し携帯を出してもいいですか?」と一言伝えると丁寧です。
誤解を避けられるだけでなく、前向きに学ぼうとしている姿勢も伝わります。
3. 「わからない」は早めに聞く
初日は、わからないことがあって当然です。
むしろ質問できるかどうかが大切です。
「あとで聞こう」と思っているうちに流れが進むと、ミスにつながることも。
「すみません、これはどこに片づければよいですか?」
「次は何をお手伝いしましょうか?」
こんなふうにシンプルに聞けば大丈夫。
素直に確認する姿勢は、周囲に良い印象を与えます。
4. 子どもや利用者さんの“名前”を意識して呼ぶ
保育・介護の現場では、名前で呼ぶことが信頼関係の第一歩です。
「〇〇ちゃん、おはよう」
「△△さん、お昼にしましょうか」
最初は名札や記録を見ながらでOK。
覚えようとする姿勢そのものが、「大切にされている」と伝わります。
5. 仕事の流れは“観察”で学ぶ
初日は戸惑うことが多いですが、よく見ることで自然と学べることがたくさんあります。
たとえば――
・先輩がどんな声かけをしているか
・物品の出し入れ・片づけのタイミング
・困ったときに誰へ・どう相談しているか
「こういうときは、こう動くんだな」と観察しておくと、次回からの動きがぐっとスムーズになります。
6. 無理をしすぎず、自分の体調も大切に
新しい環境では、がんばろうとする気持ちが前に出がち。
けれど保育も介護も体力を使う仕事です。
“続けられるペース”を探すことが、結果的に良いケアにつながります。
「今日は初日だからここまでできれば十分」
自分に小さな合格点を出してあげましょう。水分補給や小休憩も忘れずに。
7. 帰る前に“ひと言のあいさつ”を
初日の終わりに
「本日はありがとうございました。明日からもよろしくお願いします」
とひと言そえるだけで、好印象が残ります。
小さな積み重ねですが、最初の一歩をていねいに踏むことで、これからの人間関係がぐっと築きやすくなります。
家に帰ったら、メモを見返して「明日聞いてみたいこと」を一つ決めておくと、次の日の不安も軽くなります。
◎初出勤で意識したい7つのポイント
新しい職場の1日目は、誰でも緊張するもの。
大切なのは、完璧を目指すことではなく「ここで学びながら少しずつ慣れていこう」という気持ちです。
・笑顔でのあいさつ
・要点をメモする
・わからないことは早めに聞く
・名前を意識して呼ぶ
・観察して流れを学ぶ
・無理をしない
・最後に感謝を伝える
この基本を押さえておけば、初日の不安はぐっと軽くなります。
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