「毎日が忙しくて、何をしてきたか振り返る余裕がない」
「面接や昇給のときに、うまく自分をアピールできない」
忙しい毎日に追われて自分の成長や経験を見失いがちですよね。
そんなときにおすすめなのが「キャリアノート」をつけることです。
キャリアノートとは、自分の経験・学び・得意なことを記録して整理するためのノート。毎日の小さな積み重ねを形に残すことで、自分の強みを「見える化」できる便利なツールです。
今回は、その作り方や活用方法をご紹介します。
毎日の仕事を“強み”に変えるキャリアノートの作り方
1. キャリアノートを作るメリットとは?
キャリアノートの最大のメリットは「自分の成長がはっきり見えること」。
例えば、
・去年は保護者対応に自信がなかったけど、今は落ち着いて話せるようになった
・レクリエーションの企画を提案し、参加者が楽しんでくれた
こうした変化は日々の中では気づきにくいですが、記録して振り返ると「ちゃんと成長している」と自分で確認できます。
さらに、転職や昇給の場面でも役立ちます。面接で「これまでの経験を教えてください」と聞かれたとき、キャリアノートがあれば具体的なエピソードをスムーズに話せます。
自己PRや職務経歴書を書くときの材料にもなり、自信を持って伝えられるようになります。
2. どんなことを書けばいいの?
「毎日忙しいのに何を書けばいいの?」と思う方もいるかもしれませんが、難しく考えなくて大丈夫です。
大切なのは「事実」と「気づき」を分けて書くことです。
書き方のイメージ
- 事実(何をしたか)
「2歳児クラスで午睡の寝かしつけを担当した」 - 気づき(どう感じたか・どう工夫したか)
「なかなか寝つけない子に絵本を読んでから寝かせると落ち着いた。今後も取り入れてみたい」 - 事実
「利用者さんの入浴介助を担当」 - 気づき
「声かけを増やしたことで安心して入っていただけた。笑顔が見られて嬉しかった」
このように「やったこと」と「学んだこと」を書き分けるだけでOKです。
短い言葉で十分なので、毎日続けやすくなります。
3. 強みを整理する「振り返り」の視点
キャリアノートを続けると、自然と自分の得意分野や強みが見えてきます。
例えば、
・子どもや利用者とのコミュニケーションが得意
・行事やレクリエーションの企画を楽しんで進められる
・記録や書類作成を正確にできる
こうした強みは、自分にとっては「当たり前」でも、職場にとっては大切なスキル。
「私には特別なスキルがない」と思っていた方でも、ノートを見返すと「私、こんなことができるんだ」と気づき、自信につながります。
4. 書き方を続けやすくするコツ
忙しい日々の中でノートを続けるのは大変です。だからこそ「無理なく続けられる工夫」が大切です。
・1日1行でもOK:「今日は保護者と笑顔で話せた」など一言だけでも十分
・スマホのメモアプリを活用:移動時間やちょっとした待ち時間に記録できる
・週末にまとめて書く:平日はメモ、休日に振り返って整理する
大切なのは「完璧さ」ではなく「続けること」。気軽に始めてみましょう。
5. 実際にどう活かす?
キャリアノートは「書くだけ」で終わらせず、実際に活かすことで本領を発揮します。
・面接や転職活動での自己PRに
「2歳児クラスで担任経験があり、行事企画を担当しました」など具体的に話せるようになります。
・昇給や評価面談での実績アピールに
「入浴介助の声かけを工夫し、利用者さんが安心して過ごせるようになった」と伝えられます。
・資格取得や研修計画の参考に
「保護者対応が苦手」と気づけば、関連研修に参加するきっかけになります。
・モチベーションアップに
過去のノートを見返すと、「ここまでできるようになった」と自分の成長を実感できます。
まとめ
キャリアノートは、保育や介護職で働く方にとって「自分の歩みを整理し、強みに変える」ためのシンプルで効果的なツールです。
毎日の小さな経験を積み重ねておくことで、自信がつき、転職や昇給のチャンスでも力を発揮できます。
自分の強みを見つける小さな一歩が、未来の大きな力につながります。まずは今日の出来事を一行、書いてみませんか?